研究室志望の皆様へ

当研究室では、凝縮系物理や固体電子論、基礎量子論の理論研究を行っています。量子統計物理学の知識を最大限に生かして、新しい原理や機能を解明・予言することが主な研究課題です。量子の世界に興味を持ち、第一線の研究に積極的に参加して、量子物理学のフロンティアを開拓する事に意欲的な方をを募集しています。

詳しい研究テーマについては、研究内容で説明しています。是非ご覧ください。

大学院生募集

大学院入試情報については、応用物理学専攻のページをご覧ください

博士前期課程

当研究室の博士前期課程(修士課程)で必要となる物理学の前提知識は、量子力学、統計力学、電磁気学、力学、数学(微積分・線形代数・微分方程式など)です。以上の分野において基礎的な内容を習得された方であれば、十分に研究活動を行っていただけます。

量子物理学の世界に興味を持ち、超伝導・超流動冷却原子系トポロジカル磁気構造トポロジカル量子現象などの理論研究を経験してみたい方を歓迎いたします。また、理学部の4年生で、素粒子・宇宙分野と物性分野で進学を悩まれている方も、ぜひ一度ご連絡ください。近年の研究では、実験可能な物性物理の系において、素粒子・宇宙分野で提案された概念が現れる例が多く存在します。

期待する学生像としては以下のとおりです。

  • 物理、数学の好きな学生
  • 数値計算やシミュレーションが好きな学生
  • 海外の研究者と積極的に共同研究を行ってみたい学生
  • 博士(後期)課程に進学して、上記分野の発展に貢献したい学生
  • 世界で活躍できる研究者を目指す学生

博士後期課程

当研究室では博士後期課程への進学も積極的に受け入れております。ぜひ、第一線で活躍される研究者になっていただきたいと考えています。量子力学、統計力学を中心に量子多体系の基礎を習得し、研究された経験があるとよりよいです。

これまで、当研究室からは国立大、私立大、高等専門学校のスタッフを多く輩出しています。また、博士号取得後、企業の研究職で活躍されているOB/OGも多数います。

学振PDの受け入れについて

日本学術振興会PDの受け入れを歓迎します。興味があればまずはお問い合わせください。研究内容について詳しく議論した後に、応募についてご検討いただければと思います。

YLC特任助教の受け入れについて

名古屋大学では、若手教員、特に助教クラスの質的、量的な確保が重要であるという理念のもと、YLCプログラム(Young Leaders Cultivation program)により特任助教を採用しています。毎年春ごろに募集をしています。興味のある方はぜひお問い合わせください。

2025度の募集要項はこちらになります。